川を見るゆもと。
ゆもとの田舎の家の前にも小さい川が流れていて、そこで魚釣りしたり、水遊びしたり、父親が大きな網を投げて魚を捕まえるのを見てたりしてました。
山と川と田んぼと畑ばっかりで本当に何にもない田舎です。毎日通う小学校は2階建の木造校舎。全校生徒は70人くらい。本当に小さな小さな学校。知らない子なんて誰もいなくて、知らない人なんて住んでなくて、その頃はそれが当たり前だったし、それが逆に窮屈なんて感じたりしたけど、今思うとすごく贅沢な事だったんだなって。東京にきてますます感じています。
ここで生まれて育って良かったなって。そんな私の田舎は過疎地域。子供はどんどん減ってしまって。街に行くにも遠くて不便だからしょうがないけれど、私も東京に出てきてしまっているし。
そんな田舎で私も鮫軟骨のお芝居ができたらいいななんて夢みてたりしてました。川を見ながら。
ゆもとちえみ